中国でF1レースといえば上海インターナショナルサーキットですが、ここは元々沼地だった場所に建設されたことが原因で開業後の数年間は地盤沈下や排水能力などの問題が噴出していました。しかし継続的に改修されていて、今ではドライバーからの評判も徐々に上がってきています。コースの特徴は1.2kmほどの超ロングストレートです。ロングストレートだけでなく、様々な種類のコーナーの組み合わせで構成されているのも大きな特徴であり、低速コーナーは、10種類以上のライン取りが可能なテクニカルなセクションです。低速コーナーと高速コーナー、そして超ロングストレートから構成されるこのサーキットは、タイヤへの負荷が高く、特に、バックストレート直前の複合右コーナーでは左フロントタイヤを大きく摩耗するのも特徴の1つです。
中国でF1グランプリを見るときに気を付けたいこと
まず、中国に限らず海外でF1を観戦する場合、言葉の心配がある事も多いと思います。しかし海外F1観戦ツアー等に参加すれば日本語アシスタントがお手伝いしますので安心です。基本的に開催されるサーキットとその周辺は治安も良く、F1の海外観戦をするうえで気を付けるべきポイントなども特にないので心配は必要ありません。観戦するスタンドは多種多様なので種類によって価格も違ってきます。1日観戦券や3日観戦券などもあります。また、海外のF1は日本とは気候が違うので日中の気温差が大きく、晴れや雨などの違いで10度以上の気温が変わることがあります。海外で観戦する場合は防寒具などの服装を準備しておく事がおすすめです。海外で観戦する場合は水にも注意した方が良いでしょう。また生活習慣や宗教、文化なども違いますから海外で観戦する場合はその点についても注意が必要です。
中国のF1グランプリ観戦のイメージ
F1グランプリの観戦に行くのにツアーを申し込んでしまえば、安全且つ手間も少なく済みますが、なるべくコストを抑えたい場合は個人でチケットを手配し、各旅行会社のフリープランで行くのがおすすめです。手間はかかるもののかなりコストを抑える事ができます。チケットの手配をしようと思うと様々な業者がいますが、1番安心なのは各海外グランプリのホームページから手配する事です。メールでのやり取りが主になる事が多いですが、中国の場合は日本語ができる人も多く、業者の中には日本人スタッフが常駐しているところもあり、安心です。サーキットまではリニアモーターカーや地下鉄でアクセスする事ができます。またF1レーススタートまではサポートレースやドライバーズパレードがあり、楽しく過ごす事ができます。